観じる民藝 尾久彰三コレクション

2013-2015年(平成27) 全国3会場巡回

2015年 花巻市博物館(岩手県)

2014年 出雲市立出雲文化伝承館・平田本陣記念館(2館共同開催)

2013年 ふくやま美術館(広島県)

「私は約三十年年間、日本民藝館で学芸員をしていました。その関係で新古の民藝品が身の回りに自然と集まり、今ではそれらの品に埋まって暮らしています」柳宗悦が提唱した民藝運動の精神を受け継ぎ、自由でユニークな視点で民藝の蒐集活動を続ける尾久彰三氏(1947年富山県生まれ、神奈川県在住)。

「骨董とは生きていく上のお嚇子で、元気の素」と話す尾久さんは、柳宗悦の弟子として富山で民藝運動を推進していた伯父の影響で早くも10歳頃にもの集めに開眼。長じて敬愛する柳宗悦が創設した日本民藝館の学芸員として長年勤務しながらその眼に磨きをかけました。

韓国の民藝、日本の古陶磁、漆器、アジアや南米の染織、絵画、木工など200余点を紹介いたします。不思議な御縁で舞い込んできたもの、惚れ込んでようやく手中に収めたもの、今日はやめておこうと思いつつ一目惚れしてしまったもの・・・尾久さんとともに「ものを観る」「ものと語らう」を観じる展覧会です。

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